おととしの夏のこと。

児童Ａ「カブトムシの幼虫だよー。」

畑で見つけた幼虫を見せてくれたＡさん。ひみつ基地に帰って、図鑑で調べるとコガネムシの幼虫だったのです。

がっかりしたその子の顔を見て、いつか本物のカブトムシの幼虫を見せてあげたい、と支援員は思いました。

そこからスタートしたのが、ビートルベット計画だったのです。(ビートルベットとは、カブトムシが卵を産んで育つことができる、腐葉土の積まれた場所のことです。)

･･･とはいえ、コスト面・労力面と相談しながら計画がなかなか実現しない。しばらくすると、その子もひみつ基地を卒業していってしまいました。

このコロナウィルスの影響による利用自粛という逆境の中、ひみつ基地が再開した際になにか面白いことを、と考えた支援員の頭の中にその計画が再び思い出されました。

さっそく畑先生に相談し、畑の一角を借りてビートルベットを作る許可をもらいました。

タイミングよく、本部の職員からカブトムシの幼虫を譲り受けることもでき、実現へのスタートが切られました。

(写真は仮住まいに移るカブトムシとその作業を行っている子ども達です。)

さあ、5月に子ども達と一緒に作ろう!!と息巻いていたのですが、利用自粛が延長に。。

でも、楽しみは最後まで取っておいた方がいいかもしれない、と支援員たちは現在自粛解除を待ちに待って下準備をしている状態です。

ひみつ基地の子ども達、自粛が解除になったら、去年からずっとやろうと言っていた「ビートルベット計画」を実現させましょう!!

･･･ついでに、過去の失敗、巨大ペットボトル罠もリベンジしたいね(＾＾)ｂ